「朝飯前」の生活を試してみた話

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「思考の整理学」という本を読みました。

昨夜、日曜に大事な試験を控えているにもかかわらず、突然「本を読みたい!」という気持ちがむくむくとわいてきて、その足で本屋に行って2冊の本を買った後にタリーズに直行して、アイスカプチーノを片手に本を読んでいました。そのうちの一冊が外山滋比古の「思考の整理学」です。

アイスカプチーノをごくごく飲むのと同じくらいのハイペースで本を読破してしまいました。飲み物を一気に飲むと味わうのがおろそかになるように、今回読んだ本も隅々まで読み切ったとはとても言えません。気づけばひたすらにページをめくり、とにかく気になった言葉に付箋を貼り、メモに書き写していました。ちなみに、本を読んでメモを取ろうと思ったのはこれが初めてです。でも結局メモを取った部分も、何度も頭の中で反芻しているうちに覚えてしまったので、メモも不要だったのかな。

「朝飯前」という話が特に頭に残っていました。
「朝飯前」という言葉は、今では「簡単だ」という意味で使われているが、本当はもう少し違う意味なのではないのか?と問うのです。夜に行き詰ってしまった思考も、朝になって改めて考えてみればいとも簡単に解決してしまうことがあるように、朝の頭は能率が良いという話です。それでは、出来るだけ多くの仕事を「朝飯前」の時間帯にこなしてしまえばよいのではないか。英雄的早起きはできないが、「朝飯前」の時間をできるだけ長くとるにはどうすればよいのかと考えた時に、朝食を昼の時間まで遅らせてしまえばよいのだ、と本には書かれています。

単純なわたしは、本を読んだ翌日である今日、「朝飯前」の生活を実践してみることにしました。深い意味や生産性を求める意識の高さはありません。むしろ、試験直前のやけくそや現実逃避に近いかもしれません。昨晩は23時半に眠り、今朝は7時に目覚めました。それから布団をたたみ、いつもならすぐに食べる朝食はすっ飛ばして勉強を始めました。昨晩のうちに今朝使うテキストは広げておいたので、今朝は布団をあげたらすぐ勉強に取り掛かりました。致命的な寝坊こそしませんが、わたしは朝にめっぽう弱いので、少し眠くなるかと思いきやそんなことはなく、ひたすらに手元の計算問題を解き進めることができました。

しかし、お昼が近くなるにつれてエネルギーが切れてきます。空腹が迫ってきます。なので、わたしは11時半くらいに一旦勉強を切り上げ、優雅に朝食兼昼食のフレンチトーストを作って食べました。いつもならインスタントで済ませるコーヒーも、今日は豆を挽くところから始めました。本当はもう少しお腹が膨れるものを食べたかったが、冷蔵庫には何もなかった。
お昼を食べた後は、洗い物を一気に片付けて、うとうととお昼寝をして、勉強を再開。14時半前になっていました。食後に作業をしてもぼんやりして仕方がないので眠る、というのも本の教えです。勉強を再開した後は少し集中力が落ちてしまいましたが、夕飯までまた黙々と作業をすることができました。集中力が切れた要因は朝食兼昼食が足りなかったことに尽きる。どうせいったん眠ってしまうのだから、もう少し食べたってよかったんだ。

もしかすると、朝起きてすぐに朝食を食べる生活よりも、今日のような生活のほうがわたしには無理がないのかもしれないなあと思いました。でも、大学で1限から授業がある日は朝っぱらから授業中にお腹を鳴らすのもなあ…とも思う…。

 

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)